猫と一緒に一人暮らし!費用や注意点は?

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一人暮らしのおともに猫はいかがでしょうか?近年ペットブームの影響によりペット可の賃貸物件が増えています。本記事では猫を飼う際にかかる費用や、注意点、用意すべき物などを紹介していきます。

一人暮らしでも猫は飼えます。以下の心構えができるかが重要な点です

猫と最後まで一緒に生きることができるか

猫も生き物ですので人間と同じように年をとりやがて一生を迎えます。最初はとてもかわいい子猫ですが年を取り、高齢になると介護が必要になったり病院に受診する頻度も費用も掛かってきます。高齢な猫だけでなく先天性の病気により若いうちから介護が必要になる障害を患うこともあります。それでも一家族として最後まで看取る覚悟はあるのかもう一度自分に問いかけてみましょう

経済的な負担をする覚悟はあるか

ペットを飼うには経済的な負担があります。月々の餌代、トイレ代、おもちゃや衛生品などの消耗品だけでなく急な病気になった際の病院代などの負担があります。そうした状況でも一家族として賄えるのかどうか、生活を見直してみるといいかもしれません。

ペット可物件に住んでいるか

性格にもよりますが猫によっては壁を爪で引っ搔いてしまったり、物件に備え付けのものを壊してしまう可能性もあります。そのためペット不可の物件で猫を飼った場合高額な退去費用が掛かったり、最悪強制退去になる可能性もあります。猫だから大丈夫と思うのではなく猫を飼ってもいい部屋なのかきちんと調べてから買うようにしましょう。

猫とのコミュニケーションの時間を取れるか

一人暮らしですと猫が待つのはあなたしかいません。あなたは外で楽しめるかもしれませんが猫は待つ間ずっと一人です。今までの自由な時間を今度は猫とコミュニケーションをとる時間に代わるので長期の旅行や急な飲み会などが自由にできなくなります。自分の時間が減ってその分、猫に時間を使える覚悟はあるか考えてみてください。

猫のトイレ(砂)
キャットフード
猫の食器(水・ご飯)
爪とぎ

の4つが最低でも必要になるものです。猫のトイレは深めのものでたっぷり砂が入るものを用意してあげるといいでしょう。猫用の食器はある程度の深さと重量のあるもので用意しましょう。爪とぎは猫のストレス発散として使用します。爪とぎがないと壁やソファーなどで爪とぎしてしまうこともあるので最初から用意しておくのがおすすめです。
小さなお子さんがいたり先住猫やほかの動物がいて安全性が保障されない場合はケージも用意してあげるといいでしょう。
猫用おもちゃやおやつ、首輪などは徐々に揃えていくといいでしょう

最初にかかる費用

まずはグッズです。飼い初めに揃えるものでトイレや、食器などに費用がかかります。先ほど紹介したもの以外でそろえるもの、キャリーや首輪、ケージなど諸々を購入した場合4~5万円ほどかかるでしょう(選ぶ商品によって異なります。

月々の餌、トイレの砂、おかしなどの消耗品代

毎日与えるエサや物にもよりますが月に3000~5000円程です。勿論個体の大きさやえさの金額によって異なりますが個体の健康状態や年齢により餌も変化していくため変動がみられるかもしれません。猫は綺麗好きな生き物なのでトイレの砂をずっと使い続けるのではなくこまめな掃除と交換が必要になります。月々1000円~3000円ほどになるでしょう。月々の消耗品代で大体5000~10000円ほどかかるでしょう。

ワクチン接種費用

基本的に猫は室内飼いですがウイルスに感染するリスクはゼロではありません。そのためウイルス性のワクチンを接種する必要があります。打つ頻度は生後8週目頃と生後12週目頃の後は年一回の接種になります。費用は病院やワクチンの種類にもよりますが大体3000~10000円ほどになるでしょう。

去勢・避妊手術代

将来子供を作るつもりがなくても去勢・避妊手術をすることをお勧めします。病気の予防やストレスの軽減、気性が穏やかになるなどの効果が見込まれます。病院にもよりますが避妊手術が2万5000円、去勢手術が1万5000円ほどです。

ペット保険代

必ずしも必要なものではないですが大きな病気を患った際動物は人間と違って公的な保険がきかないため実費での負担になります。ペット保険に入ってなかったことで高額な請求だったという例も少なくありません。万が一にそなえて加入することを視野にいれてみてもいいでしょう。月に1000円~2000円で加入することが多いそうです。

飼い続けるうえでかかる費用

毎月かかるわけではないですが猫の嘔吐や外耳炎等で病院にかかったり、家を留守にする際にペットシッターさんやペットホテル代がかかることも。また高齢になると介護費用などで月々の出費が増える可能性があるのである程度蓄えがあるといいでしょう。

割れやすいものなどを猫が届きそうな場所にはおかない

猫はいたずら好きで高い場所を好む場合が多いので最新の注意が必要です。
猫が上るような場所には危険なものは置かないようにしましょう。

お風呂の扉は必ず閉める・水を抜いておく

猫が誤ってお風呂に転落してしまう可能性もあるため扉を閉めるか入り終わったお風呂の水は抜くように注意しましょう。

洗濯機のふたは必ず閉める

猫は隙間などに入ってしまうこともあるため洗濯機の蓋は常に注意しましょう。実際猫が洗濯機の中に入ってしまっていたという事例もあるため最新の注意を払いましょう。

コード類にはカバーやコンセントから外しておく

噛みついたりして感電してしまう恐れがあります。抜いておけないものに関してはカバーをつけるなどして工夫しましょう

転落や脱走に気を付ける

洗濯物干しに窓を開けたら猫が出てしまった。玄関の扉を開けたら猫が脱走してしまった。など猫にとって大きな危険となります。窓を開ける際はその部屋に猫がいないこと、また扉を閉めてから窓を開けるように注意しましょう。

費用や準備するもの、そして何よりどんな状況になっても猫と一生を添い遂げるという覚悟があればきっと日々の癒しになってくれるでしょう。

猫を途中で飼うのをやめるということはできません。自分に合った生活スタイルや金銭面などを考慮した上で飼うことを検討してみてください。

素敵な猫との生活になりますように

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